タイトルに古典ギリシャ語を追加
やあ。ぼくだよ。勢いあまって古典ギリシャ語の勉強をはじめっちゃったんだ。なぜって?そりゃホメロスを古典ギリシャ語で読みたくなったからだよ。
なぜホメロス?それはね、恥ずかしい話なんだけど僕はいま詩を書いている。そりゃ読んでくれる人はいないさ。でも詩を詠みたいのよ。
これは、雑談になるけれど僕だって詩の前には小説を書きたいと思ってた。人生でもっともしんどかったとき唯一読めたのが村上春樹の『ノルウェイの森』だった。だからしばらくは小説を書くためにがんばってたんだけれど、てんで書けないんだ。物語以前に長い文章がだよ。ぜんぜん書けない。迷った。俺は。人生を救済してくれるのは小説しかないんだって思ってもいた。
細かい推移ははぶくけどそれから穂村弘の『短歌という爆弾』に出会って短歌なら短いしおれっちの思いぶつけられて人生うまくいくんじゃねと思って。短歌をちょっぴり書いてたら五七五七七を指折り数えるさえめんどうになってきて、自由に書いてたらいつの間にか詩を書くようになっていたというわけさ。
駄弁りがながくなってしまったね。とにかく自分にフィットする詩をさがしてたらホメロス読もうと思ったんだよ。ほいで、勢い高津ギリシア文法を紐解いてみたら、古典ギリシャ語の読み書き発声もろくにできない状態で、しょうがないから全ページめくりながら読んでたら文法の説明として日本語訳が書いてある。これが今の僕にはよかった。むりに教訓めいてない。自然な言葉なんだ。驚いたよ。
と思った今日。
さて、古典ギリシャ語を独学する理想は 基礎ギリシア語文法〈文法篇・読本篇〉なんだけれど、中古でも高いし古いし大きな大学図書館ぐらいでしかお目にかかれない。だからこれも入手困難かもだけど練習問題に答えがついてる
を使うことにした。どれぐらい続くかみものだね。
上記二つが手に入らないときはしかたなしに、
だね。
大学の演習用を想定しているから練習問題に答えないけど定評あるよ。